沿 革

 

 中央卸売市場で は、食品衛生に関わる問題については水産物、青果物、加工食品など取り扱い品目ごとにそれぞれ「水産物食品衛生対策協議会」、「青果物食品衛生対策協議 会」、「加工保存食品衛生対策協議会」が設けられており、食品衛生上大きな問題が発生した場合に、市場としての対策を協議してきました。しかし、昭和39 年の台湾でのコレラ大流行や昭和46年から47年にかけての魚介類のPCB,水銀汚染事件さらに昭和52年の和歌山県有田市のコレラ事件など中央卸売市場 が大きな影響を受ける事件が発生する中、これからの市場にとって、食品衛生の問題は非常に重要であり、市場人自らが食品衛生に関心をもって食品衛生知識、 思想の普及啓発など自主衛生管理を強化していかなければならないとの強い気運が生まれてきました。
このような状況のなかで、食品衛生検査所の指導もあって、昭和59年9月に市場内の水産物、青果物、漬物、乾物、冷蔵施設や飲食店などの関連施設の会社、 組合が力を合わせて「市場から違反食品、不良食品を入れない、作らない、出さない」を合言葉に、市場の食品衛生の向上と会員相互の連携を目的に設立されま した。

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